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研究会情報

このページでは、史学会に寄せられた、歴史学に関連する研究会や学会、講演会、展覧会などの情報をご案内しています。詳細は、それぞれの問い合わせ先にお尋ねください。
皆様からの積極的な情報提供をお待ちしています。

 

大倉集古館企画展「大倉組商会設立150周年 偉人たちの邂逅 ―近現代の書と言葉」[2023.11.06掲載

日時:

2023年11月15日(水)~2024年1月14日(日)

場所:

大倉集古館

主催:

大倉集古館

趣旨説明、プログラムなど:

今から150年前の明治6(1873)年10月、大倉喜八郎によって大倉組商会が設立されました。大倉組商会は後に15財閥の一つに数えられる大企業に成長します。本展では大倉組商会設立から150年を数えた本年、創設者・大倉喜八郎と、嗣子・喜七郎による書の作品とともに、事業や文雅の場で交流した日中の偉人たちによる作品を展示し、詩作や書の贈答によって結ばれた交流の様を展観いたします。

問い合わせ先:

大倉集古館(03-5575-5711)

 

総合女性史学会近現代例会[2023.11.22掲載]

日時:

2023年12月3日(日)13時30分~16時30分

場所:

Zoomによるオンライン開催

主催:

総合女性史学会

趣旨説明、プログラムなど:

報告者: 川島淳氏(沖縄国際大学非常勤講師)
報告題名: 「沖縄出身南洋移民女性の人口移動の特質について―ジェンダーの視点から―」
報告要旨: 本報告では、1920年代から40年代前半にかけて、沖縄から南洋群島に渡航して産業開発を担い、アジア・太平洋戦争で犠牲となるか、あるいは戦場を生き抜いて戦中・戦後に引き揚げて戦後沖縄社会に復帰・定着した、「沖縄出身南洋移民」の特性について、ジェンダーの視点から考察する。その際に、女性の移動に関する実態分析を通じて、男性の活動を中心とした「沖縄出身南洋移民」論を問い直しつつ、性別役割分業のありようと、その変化、日本植民地主義と性別役割分業との親和性について明確にする。
参考文献: 財団法人沖縄県文化振興会史料編集室編『沖縄県史 各論編 第五巻 近代』沖縄県教育委員会、2011年
沖縄県教育庁文化財課史料編集班編『沖縄県史 各論編 第八巻 女性史』沖縄県教育委員会、2016年
Kawashima Jun, "Population movements of migrant Okinawan women during the development of the Empire of Japan" Women in Asia under the Japanese Empire, Tatsuya Kageki and Jiajia Yang eds., Abingdon: Routledge, 2023

*事前申込制です。参加申し込みは総合女性史学会HP上のフォームから、11/29(水)までにお申込み下さい。
前日までに、ZoomのURLをお送りします。

問い合わせ先:

jimukyoku■sogojoseishi.com(■を@に変えてください)

 

第14回時代考証学会シンポジウム「タイムスリップ時代劇の可能性―歴史・時間・物語―」[2023.11.30掲載]

日時:

2023年12月9日(土)13時00分~17時10分予定(12時30分受付開始)

場所:

明治大学駿河台キャンパス リバティタワー14階 1143教室

主催:

時代考証学会

趣旨説明、プログラムなど:

【報告者(敬称略)・タイトル(仮)】


中野良(時代考証学会、日本近現代史)

「「タイムスリップ時代劇」はなぜ作られるのか―少女漫画・オリエント物・中国時代劇から考える―」

◆野家啓一(東北大学名誉教授、哲学)
「アナクロニズム(時間錯誤)の可能性」

◆村上もとか(漫画家、『JIN―仁―』など)
「漫画で描く江戸」 


パネルディスカッション


【お申し込み方法】

★参加には事前申し込みが必要です。

・フォーム(https://ssl.form-mailer.jp/fms/0c39e504164319)、またはメール(下記)でお申し込み下さい。
・お申し込みの際は、【お名前/メールアドレス/今後当学会からのお知らせを希望するか】をご記入下さい。
・期間 11月11日(土)~12月6日(水)まで
・定員 120名(先着順)

 

★学会公式ウェブサイト
https://jidaikousyou.jp/news/584/

問い合わせ先:

jidaikousyou■live.jp(■を@に変えてください)

 

第96回民衆思想研究会[2023.11.14掲載]

日時:

2023/12/9

場所:

一橋大学西キャンパス 如水会百周年記念インテリジェントホール (東京都国立市中2-1)

主催:

第96回民衆思想研究会一橋大学実行委員会

趣旨説明、プログラムなど:

1. 13:10~  殷 暁星(広島大学)
  「江戸時代の民衆教化と〈郷約〉の受容」

2. 14:30~  青野 誠(一橋大学)
  「幕末維新期における民衆の「家」意識と東照宮信仰」

3. 15:50~  三ツ松誠(佐賀大学)
  「民衆宗教史の範囲を問い直す」

●各報告50分、討論20分
●参加費/資料代 500円(オンライン参加は無料)
●終了後、懇親会あり

問い合わせ先:

事務局: minshushisou96■gmail.com(■を@に変えてください)

連続講演会「都市の世界史」[2023.11.30掲載

日時:

2023年12月14日(木)19時30分~21時

場所:

オンライン開催(Zoom)

主催:

新学術領域研究「都市文明の本質:古代西アジアにおける都市の発生と変容の学際研究」計画研究「中世から近代の西アジア・イスラーム都市の構造に関する歴史学的研究」(代表:守川知子)

趣旨説明、プログラムなど:

「都市とは何か」を検討するにあたり、さまざまな地域や時代の歴史をご専門とされる先生方をお招きして、オンライン(Zoom)による連続講演会「都市の世界史」を開催しております。

第18回は下記の要領で行います。


◆日時:2023年12月14日(木)19:30~21:00

◆講師:飯田 巳貴先生(専修大学准教授)

◆テーマ:「中近世ヴェネツィアの異教徒と異邦人」

【講師紹介】

専門は中近世東地中海の社会経済史・文化史、特にヴェネツィアとオスマン帝国間の絹織物の交易・消費・服飾など。共著に、『港町と海域世界』(青木書店、2005年)、『地中海圏都市の活力と変貌』(慶應義塾大学出版会、2021年)、共訳書に、F.トリヴェッラート『異文化間交易とディアスポラ―近世リヴォルノとセファルディム商人』(知泉書院、2019年)、論文に「近世のヴェネツィア経済とアドリア海」(『日伊文化研究』55 、2017年)などがある。

*ヴェネツィアでは、中世から東方のギリシア正教徒やアルメニア人などが移住・定住し、15世紀末以降はイベリア半島系のユダヤ教徒やオスマン帝国のムスリムなども居住地や商館を与えられました。今回は、ヴェネツィアにおける異邦人・マイノリティー集団の歴史とトポグラフィー、さらに近世のヴェネツィア経済、宗教改革とカトリック改革、オスマン帝国や西欧諸国との外交関係などの視点から、「国際都市」ヴェネツィアについてお話しいただきます。

◆申込先: https://forms.gle/EyMGLKUSMGJiAyjk9

*Googleフォームでの申し込みとなります。前日の12月13日正午までに、上記のURLからお申し込みください。
*お申し込みいただいた方へ、前日中に、当日のURL(Zoom)をお送りいたします。

 

本連続講演会は、新学術領域研究「都市文明の本質:古代西アジアにおける都市の発生と変容の学際研究」計画研究「中世から近代の西アジア・イスラーム都市の構造に関する歴史学的研究」(代表:守川知子)にて行ってきた「西アジア都市研究」を発展させたものです。
ご講演は45~50分、質疑応答は30~35分と、ディスカッションを重視した時間配分となっております。 奮ってご参加くださいますよう、よろしくお願い申し上げます

【これまでの講演会】
 第1回 ・4月22日(金) 深見奈緒子先生(日本学術振興会カイロ研究連絡センター)「都市の歴史:生態圏と形態・人口」
 第2回 ・5月24日(火) 森本公誠先生(東大寺)「アラブの軍営都市(ミスル)」
 第3回 ・6月21日(火) 菅谷成子先生(愛媛大学)「スペイン植民地都市マニラ」
 第4回 ・7月15日(金) 森安孝夫先生(大阪大学)「中央ユーラシアのオアシス都市と草原都市」
 第5回 ・9月27日(水) 稲葉 穣先生(京都大学)「都市と山岳フロンティア」
 第6回 ・10月21日(金) 深沢克己先生(東京大学・日本学士院)「地中海都市の歴史像――マルセイユの事例から」
 第7回 ・11月25日(金) 松井洋子先生(東京大学)「近世日本の貿易都市長崎」
 第8回 ・12月13日(火) 常木晃先生(筑波大学)「西アジアにおける都市の始まりと物資管理システム」
 第9回 ・1月17日(火)  佐川英治先生(東京大学)「東アジア都城の系譜―『周礼』考工記から藤原・平城京まで」
 第10回・3月3日(金) 南川高志先生(京都大学・佛教大学)「古代ローマ帝国の都市を考える──その実態と歴史的意義をめぐって」
 第11回・4月17日(月) 布野修司先生(日本大学)「都市の類型をめぐって――世界都市(計画)史の構想」
 第12回・5月19日(金) 上田信先生(立教大学)「風水と都市――南京・北京・京都」
 第13回・6月22日(木) 長井伸仁先生(東京大学)「人の移動からみる近代パリ」
 第14回・7月26日(水) 六反田豊先生(東京大学)「朝鮮王朝の王都漢城―立地と都市構造」
 第15回9月27日(水) 林佳世子先生(東京外国語大学)「イスタンブル「再建」再考」
 第16回・10月19日(木) 守川知子(東京大学)「「世界の半分」と呼ばれた都イスファハーン」
 第17回・11月17日(金) 山内和也先生(帝京大学)「シルクロードの都市スイヤブ」

【今後の予定】

 第19回・1月19日(金) 私市正年先生(上智大学)
 第20回・2月 吉澤誠一郎先生(東京大学)

 皆様のご参加をお待ちしております。

問い合わせ先:

tomomo■l.u-tokyo.ac.jp(■を@に変えてください)

 

民衆史研究会2023年度シンポジウム[2023.11.22掲載]

日時:

2023年12月17日(日)13時~17時30分

場所:

早稲田大学戸山キャンパス34号館453教室(オンラインとのハイブリッド開催)

主催:

民衆史研究会

趣旨説明、プログラムなど:

民衆史研究会2023年度シンポジウム
「中近世移行期における対外関係史像の構築」

下記の要領で開催します。皆さまのご参加をお待ちしております。

◆日時:2023年12月17日(日)13:00~17:30

◆会場:早稲田大学戸山キャンパス34号館453教室 【対面・オンラインのハイブリッド開催】

*会場参加は資料代¥300を頂戴します。

*オンライン(zoom)参加のみ事前申し込みが必要です。Googleフォームより、【12月15日(金)】までにご登録ください。
開催前日に、zoomのリンクと報告資料を配信します。
https://forms.gle/7ZUNHepCYWGgh7776

◆報告 ※いずれも仮題
・岡本真(東京大学史料編纂所)
「永正度遣明船の歴史的位置」

・矢野美沙子(法政大学沖縄文化研究所)
「辞令書に見る琉球社会の変化」

・吉永光貴(東京大学大学院)
「豊臣政権の海賊取締と海民統制」

・米谷均(早稲田大学)
「コリャード『懺悔録』に見える日欧相互不理解」

・司会・コメンテーター 伊川健二(早稲田大学)

問い合わせ先:

東京都新宿区戸山1-24-1 早稲田大学文学学術院 藤野裕子研究室気付
公式HP:https://minshushi.hatenadiary.org/ 
e-mail :minshu.shi■gmail.com(■を@に変えてください)

 

千總が伝える地域の記憶[2023.11.14掲載]

日時:

2023年12月21日(木)14時00分~15時40分

場所:

千總本社(京都市中京区御倉町80)/ オンライン(zoomウェビナー)

主催:

一般社団法人 千總文化研究所

趣旨説明、プログラムなど:

【講師】西山剛氏(京都府京都文化博物館 学芸員)
【定員】来場30名/オンライン100名
【参加費】[来場]一般:3,000円、学生:2,500円 、[オンライン]2,000円
【お申し込み方法】
 下記の予約フォームからお申し込みください。
 https://icac.or.jp/event/
 詳しくは下記URLにてご覧いただけます。
 https://icac.or.jp/public/7099/

【本会趣旨】
御倉町(みくらちょう)は、京都市中京区に位置する地域ですが、平安時代は皇族や公家の邸宅として、鎌倉時代以降は一貫して商業都市として栄えました。御倉町が祇園会においては少将井神輿を舁く駕輿丁(かよちょう)たちを出す轅町(ながえちょう)としての役割をもち、また「やうゆう山」を出したとも伝えられているのも、御倉町が経済的に卓越した都市であったことを物語っています。このような京都でも屈指の町勢を誇る御倉町に拠点を置き活動していたのが、千總の前身とも言える千切屋です。法衣商としての側面が有名ですが、それ以外にも土倉として、公家の家来として、朝廷の役人としての姿をもち、多様な活動が知られます。今回の講演会では、千切屋成立当初から江戸時代までを射程にいれ、千切屋の多様な活動、また御倉町との関わりについて、皆さんと考えたいと思います。

【本会の見どころ】
・室町時代から江戸時代へ、京都の町と人の関係に迫る
本会では、1555年から三条室町を拠点とした千切屋、そのうちの千切屋總左衛門家(千總)に蓄積された古文書にフォーカスします。古文書を通して室町時代より築かれてきた千切屋と三条御倉町地域の関係をひも解きながら、京都の地で培われた町と人との豊かな関係をたどります。講師には、永らく中世以降の京都の地域共同体について研究され、2020年に「町のちから 三条御倉町文書の世界」展を企画された西山剛氏(京都文化博物館)をお迎えします。

・新発見の室町時代の古文書を初公開
近年の調査で新たに発見された、室町時代の古文書を初公開します。資料は三条通の家を売却するための証書で、京都市内としては最古級と考えられます。講演会ではこれらの資料を読み解くとともに、会場に実際の古文書を展示します。その他にも、轅町の活動を示す御倉町に関する文書をご覧いただけます。

問い合わせ先:

千總文化研究所イベント事務局 info■icac.or.jp(■を@に変えてください)
または075-211-2531(平日:午前10時~午後5時)