このページでは、史学会に寄せられた、歴史学に関連する研究会や学会、講演会、展覧会などの情報をご案内しています。詳細は、それぞれの問い合わせ先にお尋ねください。
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連続講演会「都市の世界史」[2023.01.31掲載]
日時: |
2023年3月3日(金)19:30~21:00 |
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場所: |
オンライン開催(Zoom) |
主催: |
新学術領域研究「都市文明の本質:古代西アジアにおける都市の発生と変容の学際研究」計画研究「中世から近代の西アジア・イスラーム都市の構造に関する歴史学的研究」(代表:守川知子) |
趣旨説明、プログラムなど: |
「都市とは何か」を検討するにあたり、さまざまな地域や時代の歴史をご専門とされる先生方をお招きして、オンライン(Zoom)による連続講演会「都市の世界史」を開催しております。
第10回は下記の要領で行います。 ◆2023年3月3日(金)19:30~21:00 ◆講師:南川 高志先生(佛教大学特任教授、京都大学名誉教授) ◆テーマ:「古代ローマ帝国の都市を考える──その実態と歴史的意義をめぐって」 【講師紹介】 佛教大学歴史学部特任教授。京都大学名誉教授。ローマ帝国の政治史と社会史を専門とし、帝国支配下のブリテン島や帝国衰亡史についても研究する。著書に『ローマ皇帝とその時代──元首政期ローマ帝国政治史の研究』(創文社、1995年)、『ローマ五賢帝』(講談社現代新書、1998年〔講談社学術文庫、2014年〕)、『海のかなたのローマ帝国』(岩波書店、2003年〔増補新版、2015年〕)、『新・ローマ帝国衰亡史』(岩波新書、2013年)、『マルクス・アウレリウス──『自省録』のローマ帝国』(岩波新書、2022年)など多数ある。 *古代ローマ人の都市といえば、故地であるローマ市やイタリアの都市が語られがちですが、ローマ帝国の世界史的意義を考えるならば、イタリアの外の広大な帝国領(属州)にあった都市にこそ目を向けるべきでしょう。今回は、帝国領の特に西半の地域にあった諸都市を取り上げ、その実態や歴史的意義についてお話しいただきます。 ◆申込先: https://forms.gle/oX9skGPqnk3xaejD7 *Googleフォームでの申し込みとなります。前日の3月2日正午まで、上記のURLからお申し込みください。
本連続講演会は、新学術領域研究「都市文明の本質:古代西アジアにおける都市の発生と変容の学際研究」計画研究「中世から近代の西アジア・イスラーム都市の構造に関する歴史学的研究」(代表:守川知子)にて行ってきた「西アジア都市研究」を発展させたものです。 【これまでの講演会】
皆様のご参加をお待ちしております。 |
問い合わせ先: |
tomomo■l.u-tokyo.ac.jp(■を@に変えてください) |